A Groovy New Year!(挨拶)
みなさまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ということで、去年の21 December, 2012 (2 weeks ago)に、Groovy 2.1の初回βがリリースされていましたが、Guillaume Laforge氏のブログエントリの翻訳をしてみました。
この世界においては、今日の日はまだ終わってないようなので、このクリスマスプレゼントGroovy 2.1.0-beta-1とGroovy 2.0.6のリリースを、クリスマスツリーにぶらさげることができ嬉しいです。
Groovy 2.0.6は2.0.X系のバグ修正であり、Groovy 2.1.0-beta-1は新機能を含んでいます。
これらは、以下のいつものところからダウンロードすることができます。
JIRAリリース・ノートは以下にあります:
- Groovy 2.1.0-beta-1: http://jira.codehaus.org/secure/ReleaseNote.jspa?projectId=10242&version=18598
- Groovy 2.0.6: http://jira.codehaus.org/secure/ReleaseNote.jspa?projectId=10242&version=18852
Groovy 2.1.0の最終版ではリリースノートがもっと増えていることでしょうが、重要な新機能を以下に示します:
- JDK 7上の"indy"JARで走行させたときのinvoke dynamicサポートの完成。
- GPars 1.0へのアップグレード。今回のGroovyの配布物はGPars 1.0 final releaseを同梱しています。
- @DelegateToアノテーション: IDEや静的型チェッカー、コンパイラーを支援するため、「メソッドの引数となったクロージャ中でのメソッド呼び出しが他のメソッド引数にdelegateされる」という情報を明示します。GradleのビルドファイルのようなDSLで有効です。
- カスタム型検査拡張: 自分で作ったDSLを独自のロジックでコンパイル時型チェックすることができます。
- メタアノテーションシステム: 他のいくつかのアノテーションを組み合せた新規のアノテーションを定義できるようにします。複数のAST変換を一つのカスタムアノテーションで適用できるようにします。
- groovycコンパイラでのカスタムベーススクリプトクラスの指定。Groovyスクリプトをコンパイルするときの親クラスとなるスクリプトクラスを指定する。
- コンパイラ設定スクリプト。Groovyコンパイラにさまざまな設定オプションを指定できる。例えばカスタムファイル拡張子とか、色々なコンパイレーションカスタマイザを指定したりとか。
- コンパイラカスタマイザビルダー。コンパイレーションカスタマイザを指定するための特別なビルダ。
- コマンドラインからGroovyスクリプトを指定するためのプリフィックス jar://, file://, http://のサポート。
さらなる詳細は、最終リリース時までに追加提供されますが、上記の新機能および改良については遠慮なく質問してください。
今後のロードマップについてですが、1月の第2週にGroovy 2.1のRC版をリリースし、すべてがうまくいけば(問題が発生して別のRCが必要なるようなことにならない場合)、私たちは1月最終日に最終リリースできるでしょう。
フィードバック、あなたのバグ・レポート、あなたの貢献、あなたのPull Requestに感謝します。
日々のプロジェクトでGroovyを使用することを楽しくするのは、利用者の偉大なコミュニティーです。
わたしたち開発チームはみな、休日と新年を良く過されることを祈ります。
みなさん、Groovyクリスマス、およびハッピー・ニュー・イヤー!