Grailsのハウツー文書を、Peter Ledbrookさんがまとめております。これはかなり参考になります。
今回の本題は、このHOWTOの内容ではなくて、このHOWTOがどのようにHTMLとして作られているかです。調べると、github上のプロジェクトとして管理されています。
これを見ると面白いのですが、元はgdoc形式で、しかしGrailsのdocコマンドではなく、gradleのビルドスクリプトで、Grailsのgdocエンジン(grails-gdoc-engine)を使って*1生成しています。そういう意味ではGrailsのリファレンスと同様ですが、HOWTOに特化しているというかシンプルでより一般性が高いです。例えば「クイックリファレンス」とかは無く、右上にはページの目次が表示されていたり、他のHOWTOへのリンクが表示されます。
このHowTo文書のWikiエンジンというかHTMLレンダラに正式名称があるかわかりませんが、コード中にHowToPublisher.groovy」というクラスが入っているので、この記事ではHowToPublisherと呼んでみます。
Pythonコミュニティのsphinxがドキュメントエンジンとして秀逸*2でうらやましいのですが、ちょっとしたものならこのHowToPublisherで良いと思いました*3。スタイルというかHTMLテンプレートを簡単に変更できますし、ロジックも書けます。Gentのテンプレートが欲しいところです。
プログラミングGROOVY
posted with amazlet at 12.11.09