uehaj's blog

Grな日々 - GroovyとかGrailsとかElmとかRustとかHaskellとかReactとかFregeとかJavaとか -

社内Wicket勉強会

社内でWicketの勉強会がありました。

Wicketも、たいへん興味深いWebアプリケーションフレームワークですね。「デザインとロジックの完全分離ができている」ということのほかにもいろいろとユニークな特徴があるということがわかりました。

Javaコーディングで全てを行なう。

→ 用途ごとにDSLを発明するアプローチと真逆。そんなにJavaが万能か、という気はするが、色々覚えるよりはいいのかも。デバッグとかが、「色々なレイヤを上下する」ということなしに、ソリッドにできそう。集中できそう。

Wicketユニットテストでは、すべてのGUI操作をJavaのクラス・インスタンスレベルで操作でき、検証ができる。HTMLの存在を意識する必要が無い。

→ おお。

●「HTTPによるWebアプリの実行」の諸様相のすべてを、Javaのオブジェクトのインタラクションですべて表現してみよう、という、野心的な構想の実現。ページごとにオブジェクトが作られる、ってのは、一瞬ぎょっとするが、Webアプリの本来の姿を考えたときには非常に自然な発想。「文字列を表示するたびに背後には文字列オブジェクトが作られている」のが自然なのと同じ。