技術のちから
GrailsとRailsを一般論として比較するのはあんまり気が進まないのです。
その結論は、それぞれ人によるでしょう。求めるものにもよるでしょう。またきっとその判断は、昨今は、非技術的な観点に左右される面がむしろ大きいでしょう。
マイナー路線をいくのもよし。使いやすさを求めるのもよし。互換性を求めるのか、書籍情報か、コミュニティを求めるのか。
じゃあ自分はといえば、私がGrailsに興味があるのは、ごく現実的な話として、自分のちっぽけな力が影響を与えうると信じる現実範囲のなかで、身の回りにいる職業人としてのエンジニアたちを、この技術が広まることによって、少しでも幸せにできると思えるからです。
自分の体感する範囲内の現実を短期的に変える力が、RailsよりもScalaよりもGrails/Groovyにそれが相対的にあると、感じるからです。まぁいずれにせよ身近にJava使いが多いだけかもしれませんけれども。
技術力とは「技術で人を幸せにする力」という意味だと思う。