早めの結合か、分散リポジトリか,それが問題だ
WEB+DBプレス50号のgitの記事を読んで、目から鱗おちまくり。確かに、Subversionなど中央集権型のバージョン管理システムだと、「ビルドやテストがちゃんと通るものをコミットせよ」ということが言われ、ただそれだとコミットが遅れ、ソース変更差分を細かくコミットする、ということとが反するように思ってました。分散バージョン管理システムは、そこを多段的にうまく解決できるような一般化だと思い至りました。
ただ、具体的なその方法は、考えて練られ、訓練されたものの成果としてでしかありえないでしょう。今はまだそれは分からない。あと具体的に気になるのは、gitを社内開発で活用する際に、CIとの関係がどうなのかということです。マスターのとこだけCIしておけばいいんでしょうか。「唯一のマスターを最新化する」というCIの考え方と、ブランチを徹底的に活用していくやりかたがどう整合がつくのか、今はまだわからない。
- 作者: 杉山貴章,羽生章洋,小飼弾,角田直行,橋本正徳,はまちや2,久末隆裕,Junio C Hamano,グニャラくん,やまだあきら,川口耕介,青木靖,鶴岡直也,長野雅広,森田創,伊藤直也,武者晶紀,ミック,高林哲,WEB+DB PRESS編集部
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