G*Workshop「Groovy2.0の新機能」を発表してきました
10/26金曜日は、JGGUG G*Workshopでした。
五十嵐さんのJavaOne報告、杉浦さんのVert.xなど盛り沢山で、G*としては大変盛況でした。参加者各位および発表者の皆さまにおかれましては、ありがとうございました。
以下は@kimukou2628さんによるまとめです。ありがとう!
2012/10/26(#jggug)G*ワークショップ「Vert.x+JavaOne+Groovy2.0なG*」togetter.com/li/396373 まとめました。誰でも編集可能です
— kimukouさん (@kimukou2628) 10月 26, 2012
わたしも、以下を話してみました。
発表内容について、少し補足させてください。
- 非静的Groovyの大規模な既存コードベースがあるとき、これらを@CompileStatic, @TypeCheckedを使って静的Groovyに「移行」するのは確かにたいへんなのですが、新規にゼロから静的Groovyコードを開発する場合、ほとんど問題がありません。最初から意識して静的に書き、適宜都度修正するのは負担になりません。
- 実施したベンチマークはいわゆるマイクロベンチマークです。実システムでの実行速度の参考にはほとんどなりません。別途ご確認を。
- emacs+Flymake-groovyでの、静的型チェックのデモする予定だったのですが、時間がなかったのでできませんでした。以下、スクリーンショットを貼っておきます。
動的Groovyのコード。 | |
@CompileStatic(もしくは@TypeChecked) を指定すると静的型エラーの 行が赤くなる(カーソルをエラー行に のせるか、C-c eでエラー メッセージ表示)。 |
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修正(toUppperCase→toUpperCase)。 | |
修正(返り値をintからStringに)。 |
なお、flymakeでは静的型エラーかどうかに関わりなく、コンパイルエラーをエラー表示しているだけなので、上は何の不思議でもありません。でも、なんか不思議。
では良い静的Groovyライフを。