Groovy on android by discobot

Android上でgroovyを動かすには、discobotというものを使います。これはGroovyに対するパッチ群を中心としたもののようです。

準備

JDK,Android SDKをインストールしておきます。Eclipse plugin(ADT plugin for eclipse)は使わない方向で。

ダウンロード

discobotを以下からダウンロード。

- http://code.google.com/p/discobot/downloads/detail?name=discobot-0.3.tar.gz&can=2&q=

Groovy(1.6.4)のソースを含んでいるので結構でかい。
というフォルダに展開するとします。

/project.confにandroid SDKのフォルダを設定

android-folder:/tool/android-sdk-mac_86

配下のlib/Utils.groovy,lib/Merge.groovy,discobot-project/build.xmlを修正

フォルダ名である「android-1.5」のところを、対応するバージョン(discobotの指定に合わせて1.5でいいかと思われる)のフォルダのプラットフォームのフォルダ名に修正しておく(android-3)。ここら辺、環境に依存するかもしれません。

discoroidのビルド

以下でパッチあてとビルドが実行されます。libs/discoroid.jarができればOK。

$ cd
$ ./merge.sh clean

私のところではgroovy-coreのビルド時にbndの特定バージョン(bnd-0.0.323.jar)の解決にMavenが失敗しました。Mavenのレポジトリから削除されているようです。これは過去のバージョンのgroovyのコンパイルで使っているものだと思われ、手元に過去にgroovyをコンパイルしたフォルダに同じものがあった(groovy-1.6.4かgroovy-1.7-beta-1で使っていたようだ)ので手動でインストール。

$ mvn install:install-file -DgroupId=biz.aQute -DartifactId=bnd -Dversion=0.0.323 -Dpackaging=jar -Dfile=/tool/groovy-1.6.4/target/lib/tools/bnd-0.0.323.jar

Androidアプリを作る

Androidプロジェクト作成

$ cd
$ ./mkProject.sh -path ~/proj -name org.jggug.sample.Main

~/projに雛形が作られます。雛形に含まれるGroovyソースは以下のようなものです。(日本語のところは追加しました)

package org.jggug.sample


import android.app.Activity;
import android.os.Bundle
import android.widget.TextView

public class Main extends Activity{
 
  
    /** Called when the activity is first created. */
    @Override
    public void onCreate(Bundle savedInstanceState)
    {
        super.onCreate(savedInstanceState)
        TextView tv = new TextView(this)

        def list = ["Welcome","to", "discobot."
                    , "\nAnd", "good", "luck", "with", "Main!",
                    "日本語もOK。"]
        
        def str = ""
        list.each {
            str += it + " "
        }
    
        tv.setText(str)
        this.setContentView(tv)
    }
}